「おいっ、
そんな冗談はいいから」

と、俺は笑った



今、瑠夏のお母さんと
先生が入ってきた



「ねぇ、お母さん。
この人、誰?」

瑠夏のお母さんは
びっくりしていた


そして恐る恐る

「本当にわからないの?

廉斗君よ」


「廉斗 、君?
だれ?」

瑠夏の様子を見ると
冗談とは思えなかった

その様子をみた
先生が



「瑠夏ちゃん。
私のことは分かる?」

瑠夏は、首を縦に振った