振り向いたら
瑠夏のお母さんが走ってきた



「どうしたのですか?」


と俺は聞いた

「瑠夏が











目覚めた」



「ほんとですか⁈」




「えぇ、

瑠夏に会ってやって」



俺は瑠夏の病室まで
走った


何度か看護師さんに注意されたけど


瑠夏に会える


と思ったら走らずには
いられなかった