「あれから、安定してきたの。
先生も奇跡だって。


でもっ 」




「1週間前くらいから
悪化してきて」



私は涙を隠していた



「あの子が
ここまで生きてこれたのは、
あなたのおかげ」


「いえ、私は何も」


私の方が支えられていた


「瑠夏ちゃんが
友達になってくれたから。ほんとに
ありがとう。」


お母さんはこれを言い
戻っていった