「瑠夏なら…大丈夫
だから。わらっ…て?
笑顔で…いて?」


私は涙をふき
笑顔を見せた




優心は微笑み


「ありが…とう」




そのあと、心拍、血圧ともに
下がっていき

優心は
永遠の眠りについた




優心の顔は
少し微笑んでいるように
見えた





私はそっと病室を出て

屋上に向った



優心との
思い出の場所