俺はほんとに
幸せだった


瑠夏もそうだろう?



いろいろとあったけど
瑠夏といれるだけで幸せだった

毎日がとても充実していた



なのに…



俺の心は
ぽっかりと穴があいているようだ



俺はどんだけ
好きなんだろう


そんなことを考えながら
教室にいると



「ちょっと、いいか?」

坂井に呼ばれた


俺はついていった