昼休みのロッカールーム。
若い女子社員たちが昼食も食べ終わり、化粧直しに勤しむ。
「ねぇ、この前さ、内藤くんまたやったんだって!」
「え~!!ついこの間も、経理の新入社員の陽子ちゃんにキスしたばっかりなんでしょ!?」
化粧ポーチを持っていた塔子が思わず振り返る。
「あ、塔子ちゃん、あなたも新入社員だから気をつけたほうがいいわ。内藤くん、新入社員にすぐ手をだすので有名なの。二股や三股は当たり前なんだから」
3年先輩の女子社員がロッカールームの隅にいる塔子に声をかける。
「そう・・なんですか?全然知らなかった」
言えないよ、もうキスされたなんて・・・。
塔子は動揺を隠そうと話題を変える。
「あの、物品庫の窓って全然開きませんよね。私今あそこの整理してるから空気の入れ替えできなくて困っちゃって。修理とか呼ばないんですか?」
女子社員はなんのことかわからないという表情で塔子を振り返る。
「え?私昨日開けたけど。開かないなんて聞いたことないな」
そんな・・・私だけ?
でも内藤さんも開けられなかったし。
若い女子社員たちが昼食も食べ終わり、化粧直しに勤しむ。
「ねぇ、この前さ、内藤くんまたやったんだって!」
「え~!!ついこの間も、経理の新入社員の陽子ちゃんにキスしたばっかりなんでしょ!?」
化粧ポーチを持っていた塔子が思わず振り返る。
「あ、塔子ちゃん、あなたも新入社員だから気をつけたほうがいいわ。内藤くん、新入社員にすぐ手をだすので有名なの。二股や三股は当たり前なんだから」
3年先輩の女子社員がロッカールームの隅にいる塔子に声をかける。
「そう・・なんですか?全然知らなかった」
言えないよ、もうキスされたなんて・・・。
塔子は動揺を隠そうと話題を変える。
「あの、物品庫の窓って全然開きませんよね。私今あそこの整理してるから空気の入れ替えできなくて困っちゃって。修理とか呼ばないんですか?」
女子社員はなんのことかわからないという表情で塔子を振り返る。
「え?私昨日開けたけど。開かないなんて聞いたことないな」
そんな・・・私だけ?
でも内藤さんも開けられなかったし。