ただ愛されたいだけ。

・・・高木?
返事が、ない。

泣いてる。



『山崎さんは、私の笑顔、うざいって言わないんですか?』

「は?なに?誰かそんなこと、言った?」

『皆、言います。裏で笑ってるのがおかしいとか、気持ち悪い、うざい、ムカツクって。』 

「ありえねーだろ。自分たちができないこと、新人が、しかも高卒の子が出来てるからって妬んでるだけだろ。真に受けるなよ。高木、素直すぎるから。」

『そんなこと。』

「ない、とは言えねーだろ?」

『・・・』