夕食後少しゆっくりして私もシャワーを浴びた。シエルが寝ているかもしれないと思って静かにドアを開けると、シエルはベッドに腰かけ本を読んでいた。
「まだ起きてたんだ。」
「あぁ。 ルカ、こっちにおいで。」
言われるがままベッドに上がると、シエルは私の肩にかかっているタオルを手に取った。
「ちゃんと拭かないと風邪を引くぞ。」
そう言って、タオルで私の頭を拭いてくれた。
鼻を掠める石鹸の香りは私のものなのかシエルのものなのかは分からないけど、なんだか妙にドキドキした。
背中を向けているからお互い顔は見えないけど、変に意識してしまって訳も分からず目を伏せた。
「これでいいだろう。」
「ありが__っ!?」
振り向きざまにお礼を言うと、不意打ちのキス……。
突然の出来事に頭の中は真っ白で、固まってしまった。今の私の顔は間抜け面かもしれない。
唇が触れていたのはほんの一瞬だったと思うけど、凄くゆっくりな感じがした。
ふとシエルの艶やかな唇が目に映り、ボッと顔が熱くなった。
「その顔、誘ってる?」
さ、誘っ!?え!?
「まだ起きてたんだ。」
「あぁ。 ルカ、こっちにおいで。」
言われるがままベッドに上がると、シエルは私の肩にかかっているタオルを手に取った。
「ちゃんと拭かないと風邪を引くぞ。」
そう言って、タオルで私の頭を拭いてくれた。
鼻を掠める石鹸の香りは私のものなのかシエルのものなのかは分からないけど、なんだか妙にドキドキした。
背中を向けているからお互い顔は見えないけど、変に意識してしまって訳も分からず目を伏せた。
「これでいいだろう。」
「ありが__っ!?」
振り向きざまにお礼を言うと、不意打ちのキス……。
突然の出来事に頭の中は真っ白で、固まってしまった。今の私の顔は間抜け面かもしれない。
唇が触れていたのはほんの一瞬だったと思うけど、凄くゆっくりな感じがした。
ふとシエルの艶やかな唇が目に映り、ボッと顔が熱くなった。
「その顔、誘ってる?」
さ、誘っ!?え!?