「お前がテラスにいるなんて珍しいな。」
「偶然通りかかったら窓からルカたちが見えたから来ちゃった。 兄様、仕事はもう終わったの?」
「あぁ。」
え?
「に、兄様!?」
兄様って事は兄弟!?
「あれ? 僕の事聞いてなかったの?」
「聞いてないよ!! 全然似てないから気が付かなかった……。」
「あははっ、よく言われる。」
もー笑い事じゃないよ。
こんな風にお茶目な顔で笑われたら、シエルと兄弟なんて思うわけない。
「これで僕の事を可愛いって言った事はなかった事にしてあげる!」
「もぉ何それぇ……。」
ビックリし過ぎて寿命が縮んだ気がする。
「血縁者は気配が似ているから、普通は気配で何となくばれるんだがな。 俺は父親似でセリアルは母親に似ているから、気配が読めないルカが分からなくて当然だ。」
「そうなんだ。 それじゃあお母様はとっても可愛らしい方なんだね。」
「あぁ、そうだな。」
「偶然通りかかったら窓からルカたちが見えたから来ちゃった。 兄様、仕事はもう終わったの?」
「あぁ。」
え?
「に、兄様!?」
兄様って事は兄弟!?
「あれ? 僕の事聞いてなかったの?」
「聞いてないよ!! 全然似てないから気が付かなかった……。」
「あははっ、よく言われる。」
もー笑い事じゃないよ。
こんな風にお茶目な顔で笑われたら、シエルと兄弟なんて思うわけない。
「これで僕の事を可愛いって言った事はなかった事にしてあげる!」
「もぉ何それぇ……。」
ビックリし過ぎて寿命が縮んだ気がする。
「血縁者は気配が似ているから、普通は気配で何となくばれるんだがな。 俺は父親似でセリアルは母親に似ているから、気配が読めないルカが分からなくて当然だ。」
「そうなんだ。 それじゃあお母様はとっても可愛らしい方なんだね。」
「あぁ、そうだな。」


