幸せ行きのチケット

この気持ちは絶対に抑えられない。

好きな気持ちは、誰にも止められないだろう。

例えそれが神様だとしても、友利だとしても、祐輔本人だとしても…。

誰にも止められない。

『好き』 『大好き』

ただ、それだけだから。

そんな純粋な気持ちなだけだから。

友利には悪いけど、もう無理だよ。

友利がこのことに気付くまで、あと何日だろう。

私の周りには誰もいなくなって…………。

……いつか私は……。




このクラスのみんなよりも早く、死んじゃうんだろうな。

みんなありがとう。

私は……………………………………………………悪魔になります。

「祐輔。……髪になんか着いてるよ〜。」

「え!マジで?どこどこ?」

「取ってほしい〜?」

「お〜、早く取ってくれよ〜。」