幸せ行きのチケット

俺の勘がついに当たってしまった。

最悪の三角関係が始まっちまう。

もう結果は見えてるからこそ、可哀相で仕方ない。

「大輔。そう思うなよ。亜由美の彼氏はただ一人。お前だけだろ?俺には友利という大切なやつがいる。大輔は亜由美なんだろ?それならとことんカッコイイとこ見せて好きにさせろよ!な?」

「…ああ。だな。……俺は祐輔程カッコよくないし強くもない。…けど亜由美を大切にしたいという気持ちは誰よりも負けねぇつもりなんだよなぁ。」

「そんでいいんだよ。いつか亜由美も気付くさ。あ〜、マジ三角はキツイって。絶対亜由美見張ってろよな。」

「了解!絶対祐輔の方には行かせねぇよ。」

「おまたせ〜〜。買ってきたよ〜。」

友利達が戻ってきた。

「はい。祐輔は骨がどろどろに溶けるコーラで。」

表現怖ぇ〜よ。