幸せ行きのチケット

授業も終わり、帰ろうとしていたところだった。

いつもなら私と祐輔と亜由美の三人で帰るはずだったのに、今日は亜由美と二人だけだ。

祐輔は先に帰ってしまったらしい。

「それにしてもさ、友利にとって祐輔は初の彼氏じゃんか。なのに結構続くよねぇ〜。」

「初の彼氏はあんまり続かへんの?」

「まぁ、そうと決まってるわけやないけどさ、始めてやで緊張して話が続かないから別れるって人多いしね。」

「そうなんや〜…。まぁ、祐輔がよく話しかけてくるからさ。」

祐輔はよく私に話しかけてくれた。

悲しい時も、寂しい時も、いつも祐輔が傍にいてくれた。

なのになんで今に限って私の傍にいてくれないのかな。

祐輔に会いたいよぉ。

今すぐ会いたい。