幸せ行きのチケット

悠二は実は、俺と同じヤンキーだった。

でも、妊娠が発覚してからヤンキーを辞めてしまった。

いつも一緒に走っていた奴とはもう走れない。

それは、人を亡くすことと同じように悲しかった。

「悠二〜。終わった〜?今ね〜いい番組やってんだけど〜。…あ、祐輔君。久しぶりだね〜。家上がってってよ〜。」

「千夏。ここは俺の家。(笑)」

「あ、そっか。ごめんごめん。でもいいじゃ〜ん、二人で住んでんだし。」

いちゃいちゃしすぎだって、なんか話しずらいかも。

それに、はいりずらい。

「祐輔、来いよ。千夏が昼飯作ってくれっぞ。」

その言葉でやっと動き出すことができた。