幸せ行きのチケット

さっきより、少し暖かくなったこの場所。

心の底から温まった。

「祐輔の部屋、見に行ってきてください。俺はここに座ってますんで。」

そう言われ、今度は一言言ってうなずいた。

ゆっくりと祐輔の部屋へ歩く。

またどきどきしてきた。

祐輔が一回退院した頃、私は祐輔の部屋を掃除した。

あの時のまま、きれいなのかな。

でも、祐輔のことだからきっと、すぐ散らかしてるよね。

思わず笑みがこぼれた。