幸せ行きのチケット

懐かしい思い出。

自分が小さい頃に撮った、家族とのたった一枚の写真。

それはものすごく温かかった。

写真は少しふやけていた。

多分、父親が泣いていたのだろう。

この時が父親にとって1番幸せだったのかもしれない。

これは、私にとっても父親にとってもお母さんにとっても、大切な宝物になるだろう。

私はこの宝物をポケットにしまった。

そして泣き顔を直し家を出た。