幸せ行きのチケット

「亜由美!?」

「さ、早く撮っちゃお〜よ。」

「なんで…?」

「まぁ、それは後で。一応みんな忙しいんだから、早く終わらせるぞぉ。」

「う…うん。」

私はデジカメをドラムカンの上に乗せ、全員が入れるように合わせてタイマーをかけた。

『ハイ…チーズ!』







皆は久々の仲間とたわむれている。

私は亜由美と話しをすることにした。

今までのことも、今の祐輔のことも。

亜由美も話してくれた。

「祐輔が…………。病気なんて。」

「みんなには言わないで。」

「うん、分かった。……その病気ってさ、治らないの?」

「よく分からない。もしかしたら、一ヶ月以内にはもう…。」

「嘘………。ホントなの?」

亜由美は泣きながら私を見つめる。

私にはどうすることもできない。

だから辛い。