幸せ行きのチケット

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信じられない。

病院から電話がかかった時、鳥肌が立ち、手も震えてしまった。

祐輔がなんでこんな…。

私はすぐに病院にかけつけ、ナースセンターに走った。

「工藤友利さんね。…林先生がお話があるということなので、個室にご案内いたします。」

私はその人についていき、部屋に入って椅子に座った。

ドラマで見たことのあるようなその部屋は、なんだか私にとっては不気味で、嫌いな部屋だった。

「急なことで驚かれるでしょうが、落ち着いてお聞きください。……真鍋祐輔さんは、先日の事故で頭を強く打たれました。その時は本人も大丈夫な様子でしたが、念のため検査しましたところ、かなり酷い『脳卒中』だと…。」

「祐輔が……。……治せますか?」

「………。」

「治せるんですか!!?」

「あの事故で頭を強く打ちすぎています。普通なら死んでいるところです。真鍋さんは今奇跡的に生きているということになります。今の真鍋さんの病気は、簡単に治せるものではないんです。ここまできてしまったらあとは最後を…。」

「嫌だ。そんなの………。」

私は部屋を出て祐輔の病室を探した。