幸せ行きのチケット

ヤンキーみたいな格好で私を見ていた。

「祐輔?嘘でしょ。」

「友利。これが俺の秘密。信じられないかもしれない。でも、俺の夜の姿はヤンキーなんだ。」

「…え。そんな、祐輔はもっと普通の人で…。」

「ごめん。ずっと隠してて。俺、すげぇ友利のこと好きになったから、やっぱり隠しておけねぇ事だと思って。」

そんなの、酷いよ。

「ごめん。私帰るね。」

「友利!……俺はお前が好きだ。だからお願いだ。ずっと傍にいてほしい。」

そんなこと…。

そんなこと…。

「そんなこと簡単に言わ……!?」

急にだった。

後ろから急に抱きしめてきた祐輔は、なぜか泣いているようだった。