幸せ行きのチケット

その日の夜、俺は机の上に飾ってあった写真を手にとった。

俺と友利の二人で撮った写真。

肩を組み、ピースをして笑っている。

これは、高2の冬に遊園地に遊びに行った時の写真だ。

あの時俺は最高に幸せで、いつまでもずっとこの幸せが続くと思ってた。

多分、あいつもそう思ってた。

…………なんで…。

なんで…こうなった…?

何度も後悔する。

少しの誤解から始まり、少しの嫉妬が段々と大きくなり、いつしかすれ違いが始まる。

大好きな気持ちは心に閉じこめて、嫌いだという嘘の思いを伝えている。

友利を傷つけ、そのたびに自分自身も大きなダメージを受ける。

もう傷つきたくない。

もう…無理なのか?