幸せ行きのチケット

★★★★★★★★★★★

人生はなぜこんなに過酷なものなんだろう。

友利にはもう、俺を完全に忘れてしまったのだろうか。

友利とあいつがキスをしている瞬間、俺はもう頭の中が空っぽになりそうだった。

友利の唇は俺だけのものだと思ってた。

絶対、他の誰にも友利を渡さないと誓ったはず…。

でも友利を手放してしまった。

自分の意思で。

自分が決断して…。

後悔は一生消えないだろう。

だからこそ、今すごく苦しい。



それからずっと連絡しているが、やはり友利は出てくれない。

幸い、着信拒否にしていないことに助かる。

どうにもできない自分に腹が立つ。

今の自分には、何もできない……。

…………何もできない?