幸せ行きのチケット

「おはよ。」

軽くみんなで挨拶して行く先を学校へと向ける。

友利と祐輔はやっぱり無言。

ここは私が盛り上げないと。

「ねぇねぇ、今度の日曜日空いてる?水族館行こ〜よ。友利と祐輔とうちとさ。」

「え、お金とか…。」

「昨日さ、ビンゴでタダ券当たった〜!」

「すげぇ〜じゃん。なら、みんなで行こ〜ぜ。」

早速乗ってくれた祐輔にはマジ感謝。

「うん…。分かった。」

よし!あとは………。

学校に着き、玄関に入ろうとした時…。

「工藤先輩。おはようございまっす!」

「あ、並木君。」

「お前…!」

「待って待って〜!ストップ〜。なんかけんかになりそうだから。一旦落ち着こ〜。」

ナイスタイミングでひっかかってくれた。

「友利〜。この子と知り合い?ならさ、この子も連れてったら?水族館。実は、あと一人いないといけなくてさ。」

「え、なら大ちゃん誘えばいいじゃん。」

「あ〜なんかさ、用事あるからって断られちゃって。」

本当は嘘だけど。