幸せ行きのチケット

「祐輔…。早速明日からは、友利を置いて学校行くわよ。」

「は?なんで友利を置いて?」

「祐輔はなんとなく友利に戻りそうだから。」

「…………………分かった。」

電話を切り、トイレから出て先輩が待つ場所に行く。

「先輩。お待たせしました。」

「亜由美遅い〜。もう始まっちゃうよ〜。」

「え、何がですか?」

「あれ、言ってなかったっけ?ビンゴゲーム!」

「わ〜、カードはどこで売って…。」

「はい、亜由美の分も買っておいた〜。」

「先輩ありがとうございます。絶対、ビンゴする!」

こんな時ぐらいしか楽しめないかもしれない。

これから祐輔といて、楽しいはずだけど、本当にお互い楽しいかは分からない。

友利とも、これから顔も見なくなるだろう。