幸せ行きのチケット

「やばい〜!マジ迷った。」

がむしゃらに走ってきたせいで、道が分からなくなってしまった。

高校生が近所で迷うなんて…。

どんなアホだわ!

「工藤先輩?」

遠くから私を呼ぶ声が聞こえた。

この声は…………並木くん?

振り返ると、並木君が手を振っているのが見えた。

「先輩。ハァ〜…。…今ちょうど先輩の姿が…見えたから。」

「大丈夫?走りすぎだよ。そこの公園で休憩しよ。」

私と並木君は公園のベンチに座った。

近くの自動販売機で二つジュースを買い並木君の所に戻った。

「はいっ。コーラかファンタのどっちがいい?」

「なら、ファンタで。」

「よし!今まさにコーラ飲みたい気分やった。」

「おぉぉ〜。よかったファンタ選んで。(笑)」

並木君の可愛い笑顔が見れた。