「人の話は最後まで聞かんとダメばい?」
千夏はそう言うとにっこりと笑みを浮かべた
千夏さん、その笑み怖いっす!
「はい!しっかり聞きます!」
敬礼のポーズをして言った私に千夏は哀れみの目で見返された
「あんたの行動はスルーするとして……」
千夏さんドライ!
「それでね?
付き合えたとばってん紫苑君、琥珀君の従兄弟だったと!」
「……え?」
うそ、琥珀の従兄弟があの先輩?
ついでに千夏の彼氏になった先輩を紹介します!
神代 紫苑[Kamishiro shion]先輩
高3で琥珀の前のバスケ部のキャプテン
運動神経が良く、容姿も格好いいのでモテモテ
このくらいかな?
話戻りますけど、紫苑先輩と琥珀が話してるところ部活での事とかでしか話してるところ見た事ないけどな…
「マジビックリしたやろ?
うちもビックリしてん、最初疑ったとよ」
千夏はケラケラと笑い出した
そんな笑い方も可愛いが正直今頭が混乱しているためそれどころではない


