ある国に、とても我がままなクッキーという7才の王子様がお城に住んでいました。
お父さんである王様とお母さんの王女様もとても手を焼いていました。お城の食堂でみんなで、ご飯を食べていました。
クッキー 「イチゴとみかんが食べたい。」
お母さん 「今は、夏だから無いのよ。」
クッキー 「やだやだ、食べたいー。こんなご飯いらないや。」とパンとスープをひっくり返して出て行った。
お母さん 「クッキー」
お父さん 「ほっときなさい。」
クッキーは、お城を出て門に着く。
門の兵 「王子様、外へ出てはいけません。」
クッキー 「外に行くんだ。」
門の兵 「一人では、危ないですよ。」
クッキー 「大丈夫。」と門の兵をすり抜け、お城の外に出て行く。
クッキー 「暑い、こんな服いらないや」と豪華な服を脱ぎ捨てシャツとパンツになる。
森の中を歩いていると、一人のおじいさんが出てきた。
クッキー 「あんたは、誰だい?」
おじいさん 「わたしは、神さまだよ。」