ケイは向日葵と一緒にいた。その隣には那智もいる。


「アイツ、何してっ」


「ケイの好きを受け止める受け止めないは自由だけど、曖昧な行動こそ傷つけるんだってことを分かれ」


ケンジはかばんを持つと走り去って行ってしまった。追いかけようと俺もかばんを持ち窓の外をふと見るとそこにはケンジの姿があった。



「…え?」



向日葵とケイの間を割り込み何か喋っている。


俺はその場を去り、向日葵たちのいる場所へと急いだ。




「君だって俺と同じならわかんだろ!」



向日葵をケイが睨んで叫んでる…



「それでも俺は、龍が好きなんだ!」




何度も言われた好きと言う言葉…
何度も否定し続けたのに、なんで?なんで…今、こんなに嬉しいんだろう