「はぁ…
めんどくせぇ…」


カーラさんは、僕を見てため息を吐いて
コランさんが言っていたカーラさんの口癖が出てきた


こ、怖い…っ!
ホントにこの人…じゃない

この方は天使なんだろうか…!?


コランさんの方が天使に見えるほど
カーラさんは怖い感じが出ていた


「……掟だから、ホントは人間を過去や未来に連れて行ったらダメなんだよ…

だけどこの場合は仕方ねぇ…

あの死神たちと関わるよりはマシだな…」


カーラさんは、綺麗な金髪の髪をくしゃくしゃと掻きながら独り言のように小さく呟いていた



「………えっと…
僕、藍に早く会って謝りたいんですが…」


僕の願いを叶えてくれるんじゃなかったのか…?
ただ、店から出ただけのように思えるんだけど…


「………あぁー
マジどうすっかな…

俺、コイツについてないとダメだよな…?
勝手に未来をかき乱したりしたら
完璧アイツら ( 天使 ) 出てくるよなぁ…

あぁー、めんどくせぇ…」

「あれ?話聞いてます…?」


カーラさんは、僕の話を聞き何か考え始めたけど、僕の話を無視したようにも思えてくる


えっ…と…
僕、どうすればいいんだ…?