僕は言いたいことや聞きたいことがたくさんありすぎて、おばあちゃんに聞けないでいた
「……な、なんですか…？」
隣から視線を感じて振り向くと…
おばあちゃんが僕をジーと見つめていた
「…あっ…ごめんなさいね…
私の知り合いに本当に似ていたから…」
知り合い…
それって僕のこと…？
「あ、あの…
その知り合いの人の話聞かせてもらってもいいですか…？」
「…えっ…？」
あっ、ヤバい…
知らないヤツに教えるなんて無理だよな
しかも変なヤツに思われたかもしれない…！
「そうね……
聞いてくれるかしら…？」
「…は、はい！！」
教えてくれるんだ！
藍から見た僕はどんな感じだったんだろ…
ワクワク…！
