シン……──



「十羽♪親公認だぜ!」


どうだ、とでも言うようにフワリと笑った。


「…クスッ…」


「なっ…何がおかしいか!!」



焦った表情。…私と居るために頑張ってくれたんだね…?



それが嬉しくて…。


「帰ろう、家に」


スッと立ち上がり、手を引いてくれた。