「フグッニャッ」 目の前に流れて来た…子猫。急いで抱き上げて、海辺まで上がった。 「ヨルさん、無事で良かった…」 少し可愛いらしい顔つきの、紅い瞳の男…。 「…ヨルさん助けてくれて有難う。死ぬのは勝手だけど、場所が無いならウチ来る?」