そんなツッコミを自分で入れながら、瑛星に駆け寄る。

「瑛星、頑張ろうね!」

「おう。...お前、大丈夫か?」

ん?どういうことだろう。

「元気だよ?」

朝早かったから少し体調万全とは言えなかったけれど、もうそろそろ大丈夫だろう。

それから、委員の仕事が忙しく、瑛星と話す機会もなかなかなかった。

逆に、春花と翔ちゃんの姿も見ることがなかった。

少しほっとしているのはなぜだろう。