栗生くんは、意外と小悪魔



私は、そんな芯を軽く睨むと、プイッとそっぽを向いた。


「あ、ごめん。ごめんって」


それには、さすがに焦ったのか芯が私に、必死にそう謝ってくる。


だけど、……。


ゆるしませーーん!


あそこまで、コケにされて、誰が”いいですよいいですよ。”なんて、すぐに許しますか!


絶対に、振り向いてやんないんだから。



そう、心に決めた時だった。


「こっち向いて、梨勢」