栗生くんは、意外と小悪魔



「……んっ⁉︎」


いきなり、唇がふさがれ、目を開ける。


「心菜……、お前可愛すぎだろ…」


そう言って、髪をワシャワシャと掻く李雨に、またドキリとする。


そして、まだ熱を帯びている頬を、両手でギュッと、包む。


「俺さ、まだお前といたいかも。」

「え……?」


そう言って、私の手首を無理やり引っ張った李雨は、


「お前だって、俺といたいだろ?だってお前、さっきから俺のことガン見してたし。……ほんと、可愛いすぎ」


そう言って、クシャリと笑った。


「今日は、帰さねえから。アイツらに、連絡しとけ。」

「……っ///」


そう言って、今度は不敵に笑った李雨に、私はまた、ドキリと心臓を高鳴らせた。



→→→→→杉崎 心菜side end