栗生くんは、意外と小悪魔



『心菜、一つ聞いてもいいか?』

『へ…?』


私のそんな間抜けな返事から、数秒の沈黙が続く。


なんだろ、なんだろ。


『誕生日、明後日だろ?』

『……あっ!そうだった!!』


そうだ、そうだった!!


李雨に言われるまで、全く気付いてなかった!


『お前、バカ?さすがだな。』

『もう!李雨の意地悪!』


そう言って、クククッと笑う李雨に一言、物申す私。