栗生くんは、意外と小悪魔



どうしよう、押しちゃおうかな。

電話、しちゃおうかな。


ドキドキ

ドキドキ


と、加速していく胸の音は、止まる事を知らない。


……えええーーい!!


こうなったら、電話してしまえぇ!!


そう思い勢いよく、通話ボタンを人差し指で押す。


_______________プルルルル…


そんな音が、虚しく部屋に響く。


もちろん、音量はマックスで、スピーカー。

だって、李雨の声を聞きたいから!!!