栗生くんは、意外と小悪魔



「なあ、相田。そこで提案なんだけど」

「へ?」


そう言った栗生の目をジッと見つめる。


「俺ら、付き合おーぜ」

「……えっ!?付き合うって、…え!?」


突然のことで、頭が付いて行かず、焦る狂う私。


「そこまで、びっくりする事ねーだろ。な?相田、俺じゃだめか?」


そう言って、私の方へジリジリと歩み寄ってくる栗生。


そんな栗生から、逃げるように一歩一歩、後ろに下がっていたが、もうそれも限界。


だって、後ろに壁があるんだもん。