栗生くんは、意外と小悪魔



私はそうも思いながら、ゆっくり口を開いた。


「私、好きな人がいる。」

「ん。」

「だけど、その好きな人には、好きな人がいて。」

「ん。」


ドキドキ

ドキドキ


心臓がものすごいスピードで、動いている。


やばい、今絶対、顔真っ赤だよ。


だって顔、すんごい熱を帯びてるもん!