一年の恋。一年後の恋。



……っつ!


堤川さんと視線が合わさる



「……触って」


その声がとても色っぽく
ドキドキしてしまう


ゆっくり……堤川さんの髪に触れた


『……柔らかい』


そう言うと、堤川さんはクスッと笑い
私の頬に手を当てる


優しく親指で私の唇に触れ


「どっちが柔らかいかな?」


なんか……意地悪な質問をされているみたいで、恥ずかしくなってしまう


「……知ってるけど、確認」


そう言って、堤川さんは私にキスをする


チュッ……と音を立て離れていく
堤川さんの顔が優しくてにこやかで
……たまらなく愛おしく思う


「忘れた?」


忘れるわけない



『……忘れたかも』


そんな嘘をつく




「ふっ……。なら動画撮る?」



『……は?ダメに決まってるじゃないですかっ!堤川さんって、そんな趣味あるんですか??』



私が全力で拒否すれば
堤川さんは笑っている