一年の恋。一年後の恋。



『お湯加減、大丈夫ですか?』


「あ、…うん、大丈夫」


『堤川さん、着替えって鞄ですか?』


「あ、うん……ごめん、頼んでいい?」


『はーい、勝手に開けますね』



堤川さんの鞄を開けると
きちんと整理されてある

昨日ホテルに泊まったのもあり
寝巻き用のスエットとTシャツ
それと、ボクサーパンツ


男の人の下着なんて
久しぶりに見る……って変態かっ!



『堤川さん、着替えとタオル置いときます。ちゃんと温まってくださいね』


「……ありがとう」


なんだか、不思議な感じだった
部屋に誰かがいるのも……



堤川さんが上がってくるまで
夕食の準備をする
寒いから温かい物……と考えていた


「……お風呂、ありがとう」


『何か飲みます?……堤川さん?』


お風呂上がりの堤川さんの様子がおかしい

ぼーっとしてるというか
顔がかなり赤い……もしかして…


『堤川さん、失礼します』


私は堤川さんのおでこに手を当てる



熱い……かなり熱い


「あー…やっぱり?……参ったな」


弱々しく答える堤川さん


『まず、横になりましょう。熱下げなきゃ、どうにもならないですから。立てますか?……つかまってください』

なんとか、ベットまで連れて行き
寝かせる事が出来た