おいで…と言われ
誠の腕の中へと潜り込む
この腕の中、
私が一番落ち着く場所
それを自分の子供でも
誰かにとられるなんて嫌だ。
「俺は子供が何人産まれても、真紀を一番に愛してるし、真紀がいない人生なんて考えられないよ?」
『……うん』
「真紀がそんなに俺の事を好きなんて、俺は幸せだな…まだいない子供に嫉妬するなんて……可愛いな」
嫉妬…
まさかっと思ったけど、
自分が思ってた以上に
嫉妬しているのに気付かされた
「だから…ピルも飲んでるんだ」
……バレてた
誠を見上げれば
意地悪そうに笑っていた
「知ってたよ?」
『……ごめんなさい』
「いや、大丈夫。わかってたから。」
「けど……俺も謝らなきゃならないことがあるんだー……」
苦笑いしながら言う誠
「この前、新たに処方してもらったピルあるだろ?あれ……栄養剤だから」
その言葉に私が理解するのに
時間がかかった

