一年の恋。一年後の恋。




「真紀…そんなに嫌?」


ベットで本を読みながら
私に話しかけてくる誠


ドレッサーの前で肌の手入れをする
私はその手を止め誠の方を見た



『……嫌じゃないけど…』



けど?と聞いてくる誠


けど……
華ちゃんに対する溺愛ぶりを見ていたら
子供ができたら、確かに誠はいいパパになるだろう…

けど、私は?
子供にばかりで私は……
そう余計なことを考えたら
寂しくなる………なんて言えない。


年齢的にも、今すぐにでも産みたい
なんなら、年子でもいいから
たくさん産みたい……


「真紀はすぐ顔に出るな…」


本を読んでいたと思った
誠の目線は私へと移っていた