『ねぇ、どこに住んでるの?』
「ん?秘密」
『……秘密って……』
堤川さんの部屋に泊まらせて
貰うことになったんだけど……
どこに住んでるか教えてくれない
私が前に住んでいた所と近いんだ……
懐かしいな……
「うちの窓から見た景色が好きなんだ」
『わかる!私も前にここら辺に住んでて、部屋の決め手がそれだったから』
「うわっ、一緒だ。なら気に入ってくれたらいいな」
その会話から歩くこと10分
ここ……と足が止まった
このマンション……
私が前に住んでいたマンション
まさか……一緒だったなんて……。

