きゃらめるみるくてぃー

『あたしも恋、したいなぁ…』


あたしの呟きに流奈はニコリと笑った。


「そういうのって、案外近くにあるかもよ?」


近くに?
じゃあ沢木組の誰かかな?


『あたしも恋探す!
ってゆか恋ってどんなん?』


そもそも恋した人がいたとしても、恋がどんな感覚か分かんないから自覚出来ないじゃん。


「ん~、例えばさ、目を閉じて最初に浮かぶ相手とかさ」


目を閉じて最初に浮かぶ相手か…


目を瞑って考えてみた。


「誰か浮かんだの?」


イタズラに笑う流希。


『おばーちゃん…』


「…確かに、葵にとって特別な存在だから浮かぶのは無理ないか…
じゃあさ今から言う質問に答えてみて」


乗り気で頷くあたし。


「目ぇ瞑ってね」


静かに目を閉じる。