きゃらめるみるくてぃー

「……」
『………』


あたし達は今、病室に戻っているとこ。
…何この沈黙。


「…聞いてくれる?」


先に沈黙を破ったのは流奈だった。


『うん、流奈の話しなら何でも聞くよ。何?」


満面の笑みで言った。


でも流奈はモジモジしながら、あ~とか、う~とか、言っている。


壊れた?


『流希ぁ?』


「…あたしね、悠さんと付き合ってるの」


…は?

付き合ったって、


『悠さんが流奈の彼氏ってこと…?
でも流奈って…』


かなりの男嫌いじゃん…


「うん…そうなんだけど、ね。
悠さんは特別ってゆーか…」


ハニカミ笑いを見せる。


『可愛い~♪』


思わず流奈に抱き着いた。


「あたし…葵が羨ましい。
自分の感情に正直でさ。
あたしなんか悠さんの前では緊張しまくってうまく話せないし、ましてや抱きついたり、それ以上の事なんか…」


最後の方はもうほとんど聞こえないぐらいだった。


『ん~…
あたし、彼氏がいたことないから緊張とかはよくわかんない。
抱きつきたかったら誰でも抱きつくし。
付き合ってるならなおさらスキンシップはありなんじゃないかな。
付き合ってる奴に触られて嫌な人いないと思うし。』



あたしの言葉を聞いて流奈の笑顔がすこし戻った。


よかった…


ぶっちゃけあたしそういうのよくわかんないんだよね。


恋愛未経験だし。