きゃらめるみるくてぃー

パタンとドアが閉まり、黒いオーラの奴と2人きり。


き、気まずい…


『…名前、何でしたっけ?』


「沢木組組長の沢木龍。
さっきのは北山悠。
これからあいつにはよく会うだろうから覚えとけ。
敬語はいらねぇ。
龍って呼べ」


沢木組って言ったら、関東一の超有名なヤクザじゃん…


金貸しもやってんだ…


『あたしはどうやって借金返せばいいの?
体バラバラにされるとか?』


1000万なんかそう簡単に返せる額じゃない。


臓器売ったぐらいで1000万になるのかな?


「…おまえ体売るのに抵抗あるか?」


『ないよ。
それで学費稼いでたぐらいだし』