きゃらめるみるくてぃー

『夢ちゃん、ちょっといいかな?』


夢ちゃんはキッズルームで絵本を読んでいた。


「なぁに?おねーちゃん」


首を傾げて聞いて来る。


『さっきの看護師さんて…』


そこまで言ったら夢ちゃんはフワリと笑った。


やっぱり…
さっきのはおばーちゃんだ…


確か、昔看護師だった。


あたしが弱ってるのを見て、来てくれたんだ…


『おばーちゃん…あたしもう大丈夫だから』


病院内なのにどこからか風が吹いてきた。


なぜかそれはおばーちゃんなような気がした。


『夢ちゃんはいくつなの?』


夢ちゃんは手をパーにした。


「5歳か…」


あたしは近くにあったメモに走り書きで番号を書いた。