きゃらめるみるくてぃー

「夢ちゃん」


女の人の声がして振り返ると50歳くらいの看護師さんがいた。


「あっちで遊んでて?」


「うん。
おねーちゃんバイバイ」


それに応えて手を振ると、看護師さんに言われた通り夢ちゃんは行ってしまった。


「あなた、患者さんよね…
肩に包帯してるし。
ヒドイ顔色よ?」


そっか。
あたし、絶対安静だったんだっけ…。
走れたとか奇跡かも。


『まぁ、そんなとこです』


絶対安静だって言ったら間違いなく病室に連れ戻されるから、言わないでおこう。


「夢ちゃんに何か言われた?」


さっきの、ほんとに見えてるのかな?


『はい…オーラが灰色だって言われました』


もしかして信じてんのかよってバカにされる…?