きゃらめるみるくてぃー

あたしはすぐ部屋に戻って健さんに声をかけた。


『健さん!』


息はある。


「ん…何、で…あお…」


意識もあるみたい。
でもかなり危ないな…


あたしは部屋に入りタオルを引っ張り出した。


『健さん、しっかり!』


刺された傷にタオルをおしあて、ガムテープでキツく巻く。


お願い…
あたしの好きな人達を連れて行かないで…


「おい、さっさとしろ」


一緒について来た監視役1人に言われた。


『あともう1重』


あたしはガムテープを巻き付けるフリをして、健さんの血で監視役にバレないように字を書いた。


"ムラタ"


気づいて、龍。