きゃらめるみるくてぃー

『気にしないで?
あたし、あいつを母親だとは思ってないから』


ただ産んだだけ。


ってゆかいらないなら産まなきゃいいのに…


「葵ちゃん?」


いつのまにか難しい顔をして考え込んでいた。


『何で産んだろ…』


健さんは悲しそうに笑って頭を撫でてくれた。


「この世に産まれて来なくてよかった命なんて1つもないからね」


健さん…
あたしは思わず抱きついた。


『健さん最高ッ』


あんな奴でも産んでくれた事には感謝しよう。


こんないい人達とも出会えたし。


「危ないから…!」


呆れぎみに言った健さんは咄嗟にブレーキを踏んだ。