想定外も想定外 思った以上に暗い。 ここのスタッフ何考えてんの。 こんな小さい懐中電灯じゃ、ほとんど何も見えないって。 「す、純恋くっ、ちょっとだけ、掴んでてもいいかなっ……?」 ほら、加耶ちゃんだって完全に怯えてるよ。 「手握ってていいよ。怖いでしょ?」 それに比べ、俺はこれでも女の子の仲間入りだというのに。 怖いというよりも見えづらい。 視力、ここ最近で一気に落ちたんだよなぁ。 って、それどころじゃない。 「早いとこ、出口見つけよっか。」 じゃないと、俺が志島に殺される。